BB_nouriN’s blog

静岡県西部の山守一族

逢初川の砂防堰堤で、どこまで防ぐことができるのか

逢初川の砂防堰堤につきまして、私的見解を。

 

平成9年に調査、平成11年に完成ということですが、

 

4千立方の土石流に対応した設計。何を見越して設置されたのか。

 

それが、伊豆山浜中継ポンプ場となると、なるほど納得。

 

伊豆山浜中継ポンプ場は平成15年に完成。それを見越しての砂防堰堤であれば、防災の観点からも、必要不可欠であると考えられる。

 

仮に、4千立方程度の土石流が逢初川を襲った場合、その水がどこまで影響するのかを計算し尽くされて設置されたものだとして、水の影響は伊豆山浜中継ポンプ場まで及ぶ。

 

これが当時の公式見解。

 

逆を言えば、4千立方以上の土石流など、計算上あり得ないはずだったとも言える。

 

伊豆山浜中継ポンプ場に興味のある方は↓

https://www.jiwet.or.jp/result/annual/pdf/2002/pipe/09/2002a2-2-1-16m.pdf

https://www.city.atami.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/009/167/zu1.pdf

 

で、その位置関係

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赤〇が今回の崩落起点。黄色〇が砂防堰堤の位置。土砂は4千立方まで砂防堰堤で受け止める。

 

砂防堰堤が無いまま4千立方の土石流が発生した場合、伊豆山浜中継ポンプ場まで影響する。それを防ぐために設置された砂防堰堤

 

今回は伊豆山浜中継ポンプ場への影響は軽度だったようで安心しました。

 

砂防堰堤は土砂(木や石)だけを止めるためのものなので、越堤した水や土砂(土)はそのまま流れる。その量が多ければ伊豆山浜中継ポンプ場まで被害が及ぶ。

 

今回は、流れたものが泥水であったがゆえに影響が軽度だったと考えることもできなくはない。不幸中の幸い? いや・・・今回は不幸しかない。

 

ついでに引いた紫色線は下水道です。崩落起点の造成地からの下水道の、おおざっぱな流れです。マンホール追いかけていくと、ちゃんと通ってます。 少なくともテニスコートの横までは通ってます。

 

想定外の5万立方・・・。そんなところです<m(__)m>