BB_nouriN’s blog

静岡県西部の山守一族

登山で遭難したらどうするか

news.yahoo.co.jp

遭難した時のための対処法を簡潔に。

 

登山する前に地形の確認をしておいてください。これをしないと、遭難した時に助かる確率はかなり下がります。

 

チェックポイントは、道ではなく沢。登山中にも沢を通る度にチェックしながら登りましょう。

 

1000mを超えるような山になると、沢自体は無くなりますが、谷は存在します。滑落した時に落ちていくのも谷部分です。捜索する方は谷を探します。動けるのであれば、身の回りにあるものを下に落としましょう。

 

最短で沢に向かうには上にも下にも行かず、横に移動します。勾配の緩やかな道を体力を温存しながら、横に横に移動します。この時に地形が頭に入っていたり、通った沢をチェックしたりしていれば、どちらの沢が近いのかが分かります。

 

沢に到達できれば生存可能時間がぐっと伸びます。草葉をちぎって沢に流しましょう。身体に余裕があれば、草葉を流しつつ沢伝いを上に。移動よりも体力温存を優先してください。

 

遭難したと思ったら、極力動かない。これが鉄則です。パニックになると人は動きます。暗くなると不安になります。でも、水があれば大丈夫だと思ってください。自分の存在を知らせる手段はいくらでもあります。

 

夜、熊に襲われたらどうしようとか考えるかもしれませんが、水の流れている場所は、割と安全です。匂いが消えやすい&音がかき消されるとかで、動物に発見され難い。

 

発煙筒などを持って登るというのが有効かと言えば、時間制限があるので、タイミングよく気付いてもらえるとは限りません。長時間点灯可能なLED照明器具などが有効な場合もあります。暗くなったら点灯して位置を知らせます。

 

これからはドローンなどを使った夜間の捜索も可能になるでしょう。発見されるための手段を考えておきましょう。

 

とにかく、その場にあるものを有効に活用して位置を知らせる。自分は動かずに体力を温存する。この2点です。

 

山には石や草葉はたくさんあります。

 

以上です<m(__)m>

 

追記:「沢に着いたら草葉をちぎって流す」について。遭難した人を捜索するにあたり、麓から登っていくわけですが、捜索範囲を絞るために手掛かりを探します。自然の中に自然でない状況がないかどうかを探します。これが鍵です。遭難したら可能な限り不自然な状況を作ってください。300人態勢で捜索を開始した場合、6本の沢があったとすると、捜索隊は50人づつに分散されます。まずは全ての範囲をしらみつぶしです。ここで、上流から定期的にちぎれた草葉が流れて来る。これは明らかに不自然です。人がやらなければそんな事にはなりません。範囲が絞られます。その沢に対して300人を投入できます。発見できる可能性が5倍にあがります。助ける側は助けたい。遭難者は助かりたい。居場所を知らせるために沢に草葉をちぎって流す。沢と草葉の力を借りて捜索隊にお便りをする。そうすれば山は必ず助けてくれます。無事に山を降りられた時には感謝を忘れず。登って感謝、降りて感謝です(*^-^*)