BB_nouriN’s blog

静岡県西部の山守一族

南アルプス渇水問題

熱海伊豆山の土石流から、富士山麓を抜けて、田代川第二発電所まで、連れてこられました。

 

今回は順を追ってではなく、結論を先に。逆から展開したいと思います。

 

南アルプスの水は枯れて山が崩壊し川の流れが大きく変わる。

 

まずはこれ。

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赤の範囲の水が無い。紫色はリニアのトンネルあたり。橙色はポイントとなる場所。

 

なぜここの水が枯れていっているのでしょうか。ご存知の方はいらっしゃいますか。

 

どういう理由でそうなっていると考えたのか。

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これは何をしてしまったのでしょう。砂防堰堤が7つもありますが、大量の砂で埋まって、これで機能しているとは思えません。

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この広大な範囲は、何の対策もとられないのでしょうか。

ここも砂防堰堤は砂で埋まり、これでは全く機能していません。焼け石に水

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この範囲は、これだけの木が生い茂っているにもかかわらず、なぜこんなに地面が露出してしまっているのか。流れている土の大部分が砂土です。

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緑で囲った範囲の水は何故無くなっているのですか。赤色の部分はなぜ崩落して大量の砂が流れているのですか。

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この水の流れが完全にストップしても山梨県は大丈夫だと言えますか?ここだけではありません。最初の写真の範囲全域です。

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こういうことは山岳地帯ではよく起こる事だとでも? 同じ事が北アルプスでも起こっているとでも? 専門家の意見を聞いてみたい。 何が理由でここまで渇水するのか。

 

山頂付近から徐々に渇水していっているため、砂土では水が保持されないから木が生きられない。吸い上げるだけの水を山が保持しない。その水はどこに行ってしまったのか。木が土の中から水を上に吸い上げる力と、水が何もない所に落ちていく力、どちらが強いですか。

土は木が生きるための手伝いをしてくれているにすぎない。水の受け渡し役です。砂土であれば、排水はされやすい。だが保持されにくい。では、長年かけて南アルプスが水を保持できるようになったのは、誰のおかげなのか。高山地帯で水を蓄えてくれるのは植物です。空から降ってきた雨をその体内に蓄える。そうやって生きている。

 

この状況が続くとどうなりますか。崩落が続いて砂土が流失し続け、山は砂山になり、木は枯れる。更に崩落が進み、山はその形を維持できなくなる。

 

海抜ゼロメートルから、木が徐々に高い所に向かって生息範囲を広げていくのに、どれくらいの時間がかかると思いますか。このあたりで海抜何メートルですか。木は最初からそこに生えていた?山の頂上に?

 

この状況が大丈夫だと言っている専門家は、何を見ているのでしょうか。何を調べているのでしょうか。このような現実は、なぜ起こっているのか、説明できますか?

 

リニアトンネルを掘ったことで、その上の水は枯れます。山は崩れます。川が流れを変えます。何処に向かうかは自然の成り行き次第ですが、人が住んでいる所に都合よく川が出来ると思ったら大間違いです。

 

この現実を見て反省してください。そして今何をすべきか考えてください。

 

<m(__)m>